「毎年同じ場所に”蜂の巣”を作られ、困っている」「刺されないか毎日不安」と悩んでいる人はいませんか?
蜂の巣が家のそばにあると、とても怖いですよね...。
蜂に刺されると死に至るケースもあるため、早急に駆除することが重要です。
しかし、自分で駆除しようと思い立っても「駆除方法が分からない」という方は多いのではないでしょうか?
また、駆除に関して「自分でやるなら雨の日が安全」という話を聞いたことがある人もいるかもしれません。
なぜ雨の日が安全なのか気になりますよね?
目次
蜂の巣駆除を自分でやるなら雨の日が安全?!理由を紹介!
まずは蜂の巣駆除を自分でやるなら雨の日が安全と言われる理由について紹介します!
蜂の巣駆除を自力でやるなら「雨の日が安全」と言われるのはなぜでしょうか?
理由は主に2つ!
- 蜂の動きが鈍くなるため
- 蜂を一掃しやすいため
1つずつ詳しく見ていきましょう!
①蜂の動きが鈍くなるため
蜂は雨に濡れると羽が重くなり、飛行能力が低下します。
通常時速30~40kmものスピードで飛行できるスズメバチでさえ、すばやく飛行することが困難に。
したがって、駆除作業の際に蜂に刺されるリスクを軽減することが可能です!
②蜂を一掃しやすいため
蜂は雨の日は飛行能力の低下により、巣に閉じこもりがちになります。
そのため、雨の日はほぼ全ての蜂が巣の中にいる状態。
この状態で駆除を行えば蜂を一網打尽できる可能性が高いです!
雨の日は、蜂に攻撃されるリスクを減らすことができ、効率的に退治もできます。
ただし、油断は禁物!
殺虫スプレーの薬剤が届きにくいことがあったり、何より雨の日は足元がぬかるんだり、暗くて見えにくかったりと、危険も高くなります。
蜂の巣駆除を自分でやる場合のやり方
続いて蜂の巣駆除を自分でやる場合の方法について紹介します!
自力で蜂の巣の駆除を行う場合、まずは準備物を揃えましょう。
蜂の巣駆除に必要な道具
- 防護服
- 防護手袋
- 長靴
- ”蜂の巣予防効果”のある殺虫スプレー(2~3本)
- 長い棒もしくは剪定ばさみ
- 懐中電灯
- ゴミ袋(2,3枚重ねておく)
- ほうき、トング
- ちりとり
防護服を購入することが難しい場合は、無料で貸し出している自治体もあるため、一度確認してみましょう。
また、厚手のカッパ・長袖長ズボン・軍手・帽子などで代用もできます。
雨の日に駆除を行う場合は、殺虫スプレーを多めに2~3本用意しておきましょう。
薬剤が巣に届きにくかったり、雨で流れてしまったりする恐れがあるからです。
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蜂の巣駆除の手順
蜂の巣駆除スプレーを巣に噴射する
防護服、手袋、長靴を着用したうえで、2~3m離れた場所から噴射しましょう。
2~3分噴射し続けます。
長い棒や剪定ばさみで蜂の巣を落とす
蜂が巣の周りにいなくなったことを確認し、棒やハサミで巣を地面に落とします。
周囲に落ちている蜂も拾い上げ、一緒にゴミ袋へ入れます。
この時、くれぐれも蜂や蜂の巣に触れないよう気を付けましょう。
ゴミ袋で回収した後も、念のため袋の中に駆除スプレーをかけておきます。
予防対策をする
蜂の巣を無事に駆除し終えたら、予防対策をすることが重要です。
というのも、駆除の際に女王蜂が逃げ出していた場合、再び同じ場所に巣を作られる恐れがあるためです。
市販されている”蜂の巣予防効果”のある殺虫スプレーをかけておきましょう。
他にも蜂が嫌いな木酢液やハッカ油などの匂いを忌避剤として利用するという方法もあります。
蜂の巣駆除と予防におすすめの時期・時間帯
蜂の巣の駆除と予防におすすめの時期は「4~5月」。
この時期は巣が作られ始めたばかりで巣が小さく、蜂の数も比較的少ないからです。
また、時間帯は「夕方から夜にかけて」「日没から2~3時間経ったころ」がおすすめ。
蜂は全体的に視力が悪く、「暗闇」が苦手だからです。
さらに、「雨の日」を狙って駆除するとより効率的!
自分で蜂の巣を駆除するなら、「春先」「夜の時間帯」「雨の日」に行うのがおすすめです。
蜂の巣駆除を自分でやる場合の注意点
まずは蜂の巣駆除を自分でやる場合の注意点について紹介します!
自力で蜂の巣を駆除する場合、どんなことに注意すればいいのでしょうか?
蜂の巣の駆除は2人以上で行う
万が一のことを考えて、駆除作業は複数人で行うようにしましょう。
黒い服を着用しない
蜂は黒い色に反応します。
そのため、駆除する際は黒い服を避けるようにしましょう。
匂いのするものを身に付けない
蜂は匂いに敏感です。
そのため、香水や整髪料、強い匂いのする洗剤や柔軟剤などの匂いがしないか要チェック!
食べ物やジュースなどの甘い匂いも危険です。
まとめ
今回は、「蜂の巣駆除を自分でやるなら雨の日が安全?!やり方や注意点を紹介!」と題して、蜂の巣駆除は雨の日が安全と言われる理由や自分で駆除する方法・注意点について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
紹介した内容を簡単にまとめます!
- 「蜂の巣駆除を自分でやるなら雨の日が安全」と言われる理由は、
①蜂の動きが鈍くなるため
②蜂を一掃しやすいため。 - 蜂の巣の駆除を自分で行う場合、まずは防護服などの準備物を揃える。
- 駆除手順は
①蜂の巣駆除スプレーを巣に噴射する
②長い棒や剪定ばさみで蜂の巣を落とす
③巣のあった場所に”蜂の巣予防効果”のある殺虫スプレーを噴射するなどして、予防対策をする。 - 蜂の巣の駆除と予防におすすめの時期・タイミングは「4~5月」「夜の時間帯」「雨の日」。
- 自力で蜂の巣を駆除する場合の注意点は
①蜂の巣の駆除は2人以上で行う
②黒い服を着用しない
③匂いのするものを身に付けない。
蜂の巣の駆除を自分で行う場合、雨の日を選ぶと蜂に攻撃されるリスクを減らせますし、効率的に退治もできます。