「夜寝ていたら、部屋の中で何かが飛び回る音が聞こえる...」と悩んでいる方はいませんか?
正体はもしかしたら「コウモリ」かもしれません!
コウモリを放置しておくのは危険なため、発見したら早急に駆除することが肝心です。
対策をしたいと考える方の中には、「コウモリはどこから侵入してくるのか?」と疑問に思う方は多いのではないでしょうか?
また、コウモリを家に寄せ付けない方法についても気になりますよね?
コウモリはどこから家の中に入る?侵入経路を紹介
まずはコウモリの家の中への主な侵入経路について紹介します!
日本に30種類以上生息していると言われるコウモリ。
しかし、家に棲みつくのは大半がアブラコウモリ(イエコウモリ)という種です。
では、アブラコウモリは一体家のどこから侵入してくるのでしょうか?
主な侵入口は4つ!
- 窓やドアの隙間
- 換気口や通風口
- 室外機の配管の隙間
- 屋根の隙間
それぞれ詳しく解説します!
①窓やドアの隙間
アブラコウモリの体長は4~6cmと小さいのが特徴です。
そのため、わずか2cmの隙間にも入ることができます!
わずかでも隙間が空いていないか、また鍵をかけたつもりになっていないかを確認しましょう。
②換気口や通風口
換気口や通風口のような暗くて狭い場所はアブラコウモリにとって快適な棲み処になります。
カバー部分が破損していないかチェックしましょう。
長期間不使用の部屋がある場合、その部屋の換気口や通風口がコウモリの巣にされている可能性があります!
③室外機の配管の隙間
エアコンと室外機をつなぐ配管の隙間から侵入される場合もあります。
配管を通すスペースにわずかでも隙間がないか確認しましょう。
④屋根の隙間
屋根と壁の隙間から侵入してくる場合もあります。
特に瓦屋根の住宅の場合、隙間が空きやすくなっているため、瓦と瓦の間に空いた隙間から侵入されるケースが多いです。
築年数が長く老朽化が進んでいるとその傾向が強く見られます!
コウモリが侵入したらどうなる?
続いて家に侵入したコウモリがもたらす被害について紹介します!
コウモリが家に侵入すると、どのような被害がもたらされるのでしょうか?
想定される被害は主に2種類!
- フン害
- 騒音被害
1つずつ詳しく紹介します!
①フン害
家に棲みついたコウモリは、糞尿による悪臭をもたらします。
また、フンには多くの病原菌が含まれているため、様々な感染症を引き起こす恐れがあります。
例えば、「ヒストプラスマ症」。
症状が出ない、もしくは症状が軽い場合がほとんどですが、高熱や呼吸困難に陥る場合もある感染症です!
②騒音被害
夜行性であるコウモリは、人が就寝に入る時間でも活発に活動します。
そのため、羽音や鳴き声などの騒音被害ももたらします。
コウモリを寄せ付けない方法は?
続いてコウモリを家に寄せ付けない方法について紹介します!
家の中でコウモリが繁殖すると、フン害も騒音被害も大きくなってしまいます。
では、コウモリを家に寄せ付けない方法はあるのでしょうか?
方法は主に次の4つ!
- 超音波を使用する
- 忌避剤を使用する
- 侵入口を封鎖する
- 虫を追い払っておく
それぞれ詳しく解説します!
①超音波を使用する
コウモリは超音波を発し、反響の度合いで位置を確認して移動を行う生物です。
そのため、こちら側で超音波を出すことでコウモリの活動を阻害し、コウモリを不快に感じさせることが出来ます!
ただし、超音波に慣れたコウモリが戻ってくる可能性もあるため、効果は最初のうちであることを認識してきましょう。
おすすめ商品
安全的に撃退。
ネズミ、コウモリ、ハクビシンの撃退にも対応できます。
8種類の音があり、音楽も調整可能で動物にパニックと不快感をさせ、その範囲から逃げ出します。
危険な罠や毒物を使われていないので、動物の命を奪う心配もなく、安心安全に使用できます。
②忌避剤を使用する
コウモリが嫌うハッカ油の臭いを利用して追い出すという方法です。
「スプレータイプ」「くん煙タイプ」「ジェルタイプ」などタイプは様々。
スプレータイプは、コウモリが隙間や換気口などの狭い空間に棲みついている場合に適しています。
一方、コウモリの棲み処が屋根裏や天井裏などの広い空間の場合は、くん煙タイプがおすすめ。
侵入された空間が狭い場合はスプレータイプ、広い場合はくん煙タイプと使い分けると効果的です!
ただし、臭いがなくなればコウモリが再び戻ってくる可能性があります。
効果は一時的であることを理解しておきましょう。
おすすめ商品
屋根裏などに棲みつくコウモリを強力なハッカ臭で追い出す、コウモリ用忌避スプレーです。
主成分は天然のハッカ油のため、安全性が高く、安心して使用できます!
また、屋根裏にあらかじめスプレーしておくことで外部からのコウモリの侵入を防ぐことも可能。
効果は約3~6時間持続します!
- 『ネズミ一発退場 くん煙タイプ』(アース製薬)
こちらはネズミ用忌避剤です。
しかし、コウモリの嫌う「ハッカ油」の臭いが含まれているため、コウモリにも有効です!
屋根裏や倉庫に潜んでいるコウモリを追い出すことが可能。
また、水を使って成分を拡散させるため、安全面でも安心できます。
効果は数時間持続します!
③侵入口を封鎖する
コウモリを追い出した後は、侵入口を塞ぎましょう。
体の小さいアブラコウモリは屋根裏や瓦の下、換気扇の隙間などから侵入してきます。
ガムテープや市販されているパテなどで隙間を埋め、フタがされていない通気口にはカバーをかけるようにしましょう。
おすすめ商品
優れた耐久性が特徴です。
サビに強く、動物に嚙み切られる心配も少ないです。
通気口や配管など小さな隙間にも取り付けることが可能!
④虫を追い払っておく
アブラコウモリは主に蚊などの小型の昆虫をエサとします。
蚊は主に夕方から夜にかけて飛び回り、その時間帯にアブラコウモリも必然的に現れます。
そのため、あらかじめ蚊取り線香や虫除けスプレーなどで小型の昆虫を追い払っておくと、コウモリを家に寄せ付けません!
屋根裏や天井裏などに入りコウモリを追い出す際は、必ずマスクや手袋、ゴーグルなどを着用しましょう。
屋根裏や天井裏にはコウモリのフンが溜まっていることが多いためです。
まとめ
今回は、「コウモリはどこから家の中に入る?侵入経路や寄せ付けない方法を紹介!」と題して、コウモリの家の中への侵入経路や寄せ付けない方法について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
紹介した内容を簡単にまとめます!
- コウモリの家の中への主な侵入経路は
①窓やドアの隙間
②換気口や通風口
③室外機の配管の隙間
④屋根の隙間 - 家に侵入したコウモリがもたらす被害は
①フン害
②羽音や鳴き声などの騒音被害 - コウモリを家に寄せ付けない方法は
①超音波を使用する
②忌避剤を使用する(侵入された空間が狭い場合はスプレータイプ、広い場合はくん煙タイプと使い分けると効果的)
③屋根裏や瓦の下、換気扇の隙間などの侵入口を塞ぐ
④あらかじめ蚊などの虫を追い払っておく - コウモリを追い出す際は、必ずマスクや手袋、ゴーグルなどを着用する。
また、追い出した後の清掃・消毒も忘れずに行う。
コウモリが家の中に侵入した場合、放置せず、早めに対処することが重要です。
コウモリを撃退し、また寄せ付けないための便利なグッズが豊富に市販されているのでぜひ活用してみましょう!