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アリに噛まれた(刺された)らどうする?症状(痒い・痛い・腫れなど)は?対処法を紹介!

アリに噛まれた(刺された)らどうする?症状(痒い・痛い・腫れなど)は?対処法を紹介!
アリに噛まれた(刺された)らどうすればいいの?
そもそもアリって噛んだり、刺したりするの?

 

日常で目にする昆虫の中でも、比較的身近な昆虫である「アリ」。

 

しかし、アリの中には毒を持つ種類も存在します。

特に近年、強力な毒を持つ「ヒアリ」が世界各地で大きな問題となっており、日本への侵入も確認されました。

 

アリに噛まれたら、もしくは刺されたらどうなるのか気になりますよね?

また、刺された際の対処法についても気になることでしょう。

 

この記事では、アリに噛まれた(刺された)時の症状や対処法についてご紹介します!

 

そもそもアリは人を噛む(刺す)の?

まずは人を噛む(刺す)ことのあるアリについて紹介します!

 

日本に約270種生息していると言われているアリ。

 

種類によっては、刺激すると毒針で刺したり噛みついたりしてくるアリもいます。

人を噛む(刺す)ことのあるアリを3種類ピックアップして紹介します!

  1. イエヒメアリ
  2. ヒメアリ
  3. ヒアリ

それぞれ表で詳しく解説します!

 

イエヒメアリ

体長 2~2.5mm
体の特徴 ・体色は淡い黄色(腹部後方が薄黒い)
分布 ・世界各地
・日本では本州、四国、九州、南西諸島、小笠原に分布する。
特徴・危険性 ・雑食性で、肉や魚肉、チーズ、バター、砂糖などあらゆる食品をエサとする。
・毒性はないが、攻撃的。
皮膚の弱い人は刺されると腫れる場合がある。

 

ヒメアリ

体長 1.3~1.6mm
体の特徴 ・体色は淡い黄色(腹部全体が黒色)
・光沢がある
分布 ・日本全国(北海道および東北の一部の寒冷地を除く)
特徴・危険性 ・雑食性で、砂糖や菓子類をはじめ乾魚、乾肉などもエサとする。
・エサを見つけると、巣へ帰るまでの間「道しるべフェロモン」と呼ばれる物質を分泌し、これを手がかりに多数の個体がエサに群がる。
人を噛むこともあるが、痛みが残ったりすることはない。

 

ヒアリ

体長 約2.5~6mm(バラつきがある)
体の特徴 ・体色は赤褐色(腹部の色は暗め)
・ツヤツヤしている
・背中に2つのコブがある
分布 ・中南米産で、現在アメリカやオーストラリア、台湾、中国などで定着が確認されている。
・日本では2017年に神戸港のコンテナ内部で発見されて以降、14都道府県で確認されたが、現時点で定着は確認されていない。
特徴・危険性 攻撃性が強く、刺激するとお尻の毒針で刺される場合がある。
スズメバチと同程度の強力な毒を持つ。
・日本ではヒアリによる被害は少ないが、アメリカでは死亡例が多くある。
・外来生物法により「特定外来生物」に指定されている。

 

3種類の中でも「ヒアリ」が特に注意が必要です!

 

アリに噛まれた(刺された)らどうする?対処法を紹介

続いてアリに噛まれた(刺された)場合の対処法について紹介します!

 

もしアリに刺された場合、どう対処すればいいのでしょうか?

毒性と攻撃性の強い「ヒアリ」を例にあげて紹介します!

 

ヒアリに刺された後、体調に変化がなくても、20~30分程度は刺された部位を冷たいタオルや保冷剤などで冷やしながら安静にしましょう。

ヒアリの毒に対する反応は、人によって大きく異なるからです。

また、様子を見ている間はできるだけ誰かに付き添ってもらうこと。

 

もし20~30分以内に動悸やめまい、呼吸困難などの症状が出たら、すぐに救急車を呼びましょう。

命にかかわるため、早急に病院で受診することが重要です!

 

病院では「アリに刺されたこと」「アナフィラキシーショックの可能性があること」を伝えましょう。

また、刺したアリの死骸を持参しておくと、受診の際に役立ちます。

 

少しでも異常を感じたら、すぐに近くの医療機関へ受診することが大切です!

 

アリに噛まれる(刺される)とどうなる?症状を紹介

続いてアリに噛まれる(刺される)と起こる症状について紹介します!

 

アリに刺されるとどんな症状が起こるのでしょうか?

「ヒアリ」を例に紹介します。

 

ヒアリに刺されると「焼けるような激しい痛み」を感じます。

患部が腫れますが、ほとんどの場合命に危険はありません。

 

しかし、ヒアリの毒にアレルギー体質を持っている方は「アナフィラキシーショック」(アレルギー反応)を起こすことがあります。

 

症状としては、じんましんが出きたり、呼吸困難・血圧低下・意識障害などを生じたりします。

 

アリに噛まれ(刺され)ないようにするには?

続いてアリに噛まれ(刺され)ないようにする対策について紹介します!

 

アリに噛まれ(刺され)ないようにするには、どうすればいいのでしょうか?

主な予防対策は次の3つ!

  1. 肌を露出しない
  2. 部屋を清潔に保つ
  3. アリを刺激しない

 

それぞれ解説します!

①肌を露出しない

屋外で活動する際は、肌の露出を抑えた服を着るようにしましょう。

這い上がってきたアリに噛まれたり刺されたりする可能性が低くなります!

 

②部屋を清潔に保つ

屋内では、台所もしくは食事で使う部屋を定期的に掃除するようにしましょう。

清潔に保つことで、アリの侵入を防止できます!

 

③アリを刺激しない

アリを見つけても近づかず、刺激しないようにしましょう。

特に赤いアリの場合、ヒアリの可能性があります。

ヒアリは少しでも刺激されると攻撃的な反応を示すため、絶対に刺激してはいけません。

 

特に赤いアリを見つけたら、近づかず、刺激しないように注意しましょう!

 

まとめ

今回は、「アリに噛まれた(刺された)らどうする?症状(痒い・痛い・腫れなど)は?対処法を紹介!」と題して、アリに刺された時の症状や対処法について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

 

紹介した内容を簡単にまとめます!

  • 人を噛む(刺す)ことのある主なアリには「イエヒメアリ」「ヒメアリ」「ヒアリ」などがいる。
  • 特に、毒性の強いヒアリに刺されると最悪の場合死に至る危険性がある。
  • ヒアリに刺された時の対処法としては、まず20~30分程度は刺された部位を冷たいタオルや保冷剤などで冷やしながら安静にすること。
  • もし20~30分以内に動悸やめまい、呼吸困難などの症状が出たら、すぐに救急車を呼び、病院で受診すること。
  • 病院では「アリに刺されたこと」「アナフィラキシーショックの可能性があること」を伝え、刺したアリの死骸を持参しておくと、受診の際に役立つ。
  • ヒアリに刺されると、全ての人に共通して「焼けるような激しい痛み」が生じる
  • ヒアリの毒にアレルギー体質を持っている方は「じんましん」や「呼吸困難・血圧低下・意識障害など」の症状が出る。
  • アリに刺されないようにするための予防対策は
    ①肌を露出しないこと
    ②部屋を清潔に保つこと
    ③アリを刺激しないこと

アリの中には毒を持つ危険なアリが存在します。

特に”殺人アリ”と恐れられる「ヒアリ」には警戒が必要です。

瞬時にアリの種類を判別することは難しいため、アリを見つけたら決して触れないようにしましょう。

 

アリに噛まれて(刺されて)しまい、少しでも異常を感じたら、すぐに近くの医療機関へ受診することが大切です!

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