家のベランダや庭にいるとき、また外で散歩しているときに「蜂」を見かけると怖いですよね...。
日本に生息している蜂の種類は、約4000種類と言われています!
ただ、全ての蜂が危険というわけではなく、危険度の高い蜂もいれば、そうではない蜂もいます。
しかし、
「遭遇した蜂が危険なのか分からない」
「見かけたときの対処方法は?」
などの疑問を持つ人は多いのではないでしょうか?
危険な蜂ランキング!
まずは危険な蜂ランキングについて紹介します!
日本に4000種類以上生息していると言われる蜂。
中でも身近にいる危険な蜂は「16種」です!
”危険度”順に並べました!
危険度 | 蜂の種類 |
★★★★★ | ・オオスズメバチ
・キイロスズメバチ ・チャイロスズメバチ ・キアシナガバチ ・セグロアシナガバチ |
★★★★ | ・コガタスズメバチ
・モンスズメバチ ・フタモンアシナガバチ |
★★★
|
・ヒメスズメバチ |
★★ | ・ニホンミツバチ
・セイヨウミツバチ ・マルハナバチ ・クマバチ ・ドロバチ ・アナバチ ・ジガバチ |
これらの蜂が周りにいると要注意です!
特に警戒が必要なのは「スズメバチ」と「アシナガバチ」。
蜂による死亡事故のほとんどは、この2種が原因だと言われているからです。
中でも一番危険なのが「オオスズメバチ」。
攻撃性はダントツで1位!
危険な蜂に遭遇したらどうする?種類と見分け方を紹介!
続いて危険な蜂の種類と見分け方について紹介します!
”危険な蜂”の種類が気になるという人もいるでしょう。
人への被害が多い危険な蜂は、以下の「3種類」に大別できます!
- スズメバチ
- アシナガバチ
- ミツバチ
それぞれどんな特徴や違いがあるのでしょうか?
表で比較してみました!
①スズメバチ | ②アシナガバチ | ③ミツバチ | |
体の特徴 | ・体長:~40mm
・体はオレンジ系が多い ・脚は黒いタイプが多い ・胴体が大きくくびれている |
・体長:~26mm
・体は黄色系の色が多い ・脚は黄色いタイプが多い ・胴体が大きくくびれている |
・体長:~20mm
・体は小さめで丸みがある |
飛び方 | ・素早く、直線的かつ滑らかに飛ぶ | ・後ろ脚をだらりと垂らし、ふらふらと飛ぶ。スピードはスズメバチよりも遅い。 | ・巣の上で、ゆがんだ”8の字”を描きながら飛び回る(仲間の蜂たちに蜜の在りかを教える合図) |
巣の特徴 |
・巣はマーブル模様で、丸い球状。何層にも重なっている。 ・巣を作る場所は、木の枝などの開放的な場所。また、土の中や屋根裏、床下などの閉鎖空間にも巣を作る。 |
・巣はシャワーヘッド型。六角の巣穴が丸見え。 ・巣の場所は、軒下や木の枝などの開放的な場所。 |
・巣の形状は、平らな板が垂れ下がったような形。大きいものでは1mほどになる。 ・天井裏や床下、木の洞などの閉鎖空間に巣を作る。 |
性格 | ・凶暴で毒も強く、集団で人を襲う | ・スズメバチに比べると大人しい性格。ただし毒は強力! | ・穏やかな性格。相当強く刺激しない限り刺されない。 |
スズメバチ・アシナガバチ・ミツバチは体の特徴、飛び方、巣の特徴で見分けることができます!
特に見間違えやすいのが「スズメバチ」と「アシナガバチ」。
危険な蜂に遭遇したらどうする?対処方法を紹介!
続いて危険な蜂に遭遇した場合の対処方法について紹介します!
もし危険な蜂に遭遇した場合、どのように対処したらいいのでしょうか?
刺されないための対処方法
- 大きな声を出さない
- 近づかない
- ゆっくりとその場を離れる
まずは、大きな声を出さないようにします。
蜂を刺激しないようにしましょう。
また、近づいたりせず、十分に距離をとるように!
もしスズメバチであれば、こちらが何もしなくても襲ってくる可能性があるからです。
蜂を見かけたらまずは安全確保が最優先!
また、以下のものは蜂を刺激しやすくなります。
- 黒いもの(髪の毛、黒い服、黒い靴など)
- 匂いのあるもの(香水や整髪料など)
- 動くもの(ひらひらした服、手で振り払う動作など)
-
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まとめ
今回は、「危険な蜂ランキング!遭遇したらどうする?種類と見分け方・対処方法を紹介!」と題して、危険な蜂の種類と見分け方・対処方法について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
紹介した内容を簡単にまとめます!
- 身近にいる危険な蜂は、16種類。
- 危険度★★★★★の蜂は、オオスズメバチ・キイロスズメバチ・チャイロスズメバチ・キアシナガバチ・セグロアシナガバチの5種類。
- 危険度★★★★の蜂は、コガタスズメバチ・モンスズメバチ・フタモンアシナガバチの3種類。
- 危険度★★★の蜂は、ヒメスズメバチの1種類。
- 危険度★★の蜂は、ニホンミツバチ・セイヨウミツバチ・マルハナバチ・クマバチ・ドロバチ・アナバチ・ジガバチの7種類。
- 一番危険なのはスズメバチで、その中でも特に攻撃的で毒性も最大の「オオスズメバチ」には要注意。
- 人への被害が多い危険な蜂を大別すると
①スズメバチ
②アシナガバチ
③ミツバチ
この3種は体の特徴、飛び方、巣の特徴で見分けることができる。 - 蜂に遭遇したときの対処方法は
①大きな声を出さない
②近づかない
③ゆっくりとその場を離れる。 - 蜂を刺激しやすいものは
①黒い服や靴などの黒いもの
②香水や整髪料など匂いのあるもの
③手で振り払うなどの動作。
蜂といっても危険度には差があります。
しかし、蜂に遭遇しても種類をすぐに特定するのは難しいです。
絶対に蜂を刺激せず、ゆっくりと距離をとるようにしましょう!
また、アウトドアを楽しむ際は黒い服を控えたり、香水や整髪料にも気を配るようにしましょう。