家や飲食店で様々な被害を及ぼし、社会問題にもなっている「ネズミ」。
現在家の中にネズミがいて、被害に遭っている方もいるかもしれません。
ネズミを1匹見つけた場合、「他に何匹いるのか?」と気になる方は多いのではないでしょうか?
ネズミを放置しておくのは危険で、被害が拡大する前に早急に対処することが重要です。
「どうやって対策すればいいのか」気になりますよね?
ネズミが1匹いたら何匹いる?
まずはネズミが1匹いたら何匹いるのかについて紹介します!
ネズミは、つがい(雄と雌)もしくは家族単位で行動することが多い生き物です。
単独で行動することが少ないため、ネズミを1匹見つけたら複数のネズミが侵入している可能性があります。
もし発見した1匹のネズミが”子ネズミ”だった場合、親ネズミも家の中に潜んでいると考えられます。
ネズミの繁殖力はとても強く、出産回数は年5~6回。
種類や個体によって前後するものの、1度の出産で6~7匹のネズミを出産します。
したがって、子ネズミを1匹見つけた時は、親ネズミと他の子ネズミ合わせて10匹ほどが家の中にいる可能性があります。
放置し続けると、ネズミの数がどんどん増加する恐れがあります。
ネズミが1匹いたら放置は危険!ネズミによる被害を紹介
続いてネズミによる被害について紹介します!
ネズミを放置してしまった場合、どのような被害が起こるのでしょうか?
2つの被害に大別できます!
- 家・物への被害
- 人への被害
1つずつ詳しく紹介します!
①家・物への被害
ネズミはエサを求めて民家に侵入してくる場合が多く、家自体や家の中のものに被害を及ぼします。
- 食害
最も顕著な被害は、家に置いてある食べ物を食べられること。
ネズミは雑食のため、残飯や生ごみも食い荒らします。
また、食べ物以外にも石けんなどをかじられる場合もあります。
- 火災の原因
ネズミは家電や配管・配線もかじる場合があり、ガス漏れや漏電によって火災が発生する恐れもあります。
- 建物の汚損
ネズミは移動しながら糞尿する習性があります。
そのため、ネズミの通り道となった木材は汚され、最悪の場合腐食につながる危険もあります。
また、家の柱や断熱材をかじられると、家全体の耐久性が低下する恐れもあります。
②人への被害
ネズミの被害は人間にも及びます。
- 健康被害
ネズミは病原菌を媒介するため、食中毒・ワイル病・ペスト・発疹熱などの病気が発生する恐れがあります。
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ネズミが1匹いたらすぐやるべき対策を紹介!
続いてネズミが1匹いた場合に自分で出来る対策や対策グッズについて紹介します!
ネズミを1匹見つけた場合、すぐに自分で出来る対策はあるのでしょうか?
主に5つの方法があります!
- 毒入りのエサを使用する
- 粘着シートで罠を張る
- 嫌いな匂いを利用する
- 侵入経路を塞ぐ
- 専門業者に相談する
1つずつ詳しく紹介!
①毒入りのエサを使用する
ネズミの好むエサに毒エサ(殺鼠剤)を混ぜて、食べさせるという方法です。
即効性のあるタイプと、遅効性タイプがあります。
他のネズミに警戒されて即効性の毒餌が減らなくなった場合は、遅効性の毒エサに変えてみましょう。
即効性のものと比べると毒は弱いものの、その分警戒されにくく食べさせやすくなります。
おすすめ商品
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- 『ネオラッテ クイックリー』(イカリ消毒)
喫食後3~5時間ですばやく効果が出る殺鼠剤です。
袋のまま使用できるため、手が汚れません。
速効性のあるリン化亜鉛が配合されており、クマリン系の薬剤に耐性のあるネズミ(スーパーラット)にも効果を発揮します!
②粘着シートで罠を張る
ネズミの通り道だと疑われる場所に粘着シートを仕掛け、捕獲するという方法。
ネズミが頻繁に移動する場所には、黒いシミのような跡が残ります。
この跡を頼りにネズミの移動経路を見つけ、その付近に粘着シートを貼りましょう。
ポイントは、粘着シートを連続して仕掛けること。
ネズミは学習能力があり、ジャンプして飛び越した事例があるためです。
また、ネズミは夜行性であるため、夜中に仕掛けるとより効果的!
おすすめ商品
- 『業務用粘着式ネズミ捕り プロシートA1箱(20枚入り) 耐水性シート』
プロ仕様の粘着式ネズミ捕りです。
強力な粘着性のある「とりもち」が使用されています。
また、耐水性タイプのため、水で濡れた床面でも使いやすい!
③嫌いな匂いを利用する
ネズミが嫌がる匂いを出す”忌避剤”を使用して、ネズミを追い出すという方法です。
侵入防止にもなります!
忌避剤は、一度の使用で効果が見られた場合でも、何度か繰り返し使用するのがポイントです。
おすすめ商品
- 『ネズミ一発退場 くん煙タイプ』(アース製薬)
長年棲みついたネズミも一撃で退散させられるネズミ用忌避剤。
ネズミの嫌がる天然ハーブ(ハッカ油、琉球ハーブ)と煙の成分が、隠れたネズミにまでしっかり届き、ネズミを退散させます!
効果は数時間持続!
④侵入経路を塞ぐ
侵入経路となる通気口や排水溝に金網などを設置し、ネズミが侵入できないようにします。
ネズミは1cmの隙間があれば通り抜けられるため、壁に隙間や穴がある場合は、防鼠バテなどで塞いでおきましょう。
おすすめ商品
- 『ネズミ侵入防止 防鼠金網ソフト』
ネズミが嫌う亀甲金網で、侵入口を塞ぐのに最適です。
加工しやすいソフトタイプのため、広げて貼ることも丸めて埋め込むことも可能!
⑤専門業者に相談する
駆除するネズミの量があまりに大量だと、個人では困難を極めることでしょう。
そんな時におすすめなのは専門業者に依頼すること!
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まとめ
今回は、「ネズミが1匹いたら何匹いる?放置は危険!すぐやるべき対策を紹介!」と題して、ネズミによる被害や自分で出来る対策について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
紹介した内容を簡単にまとめます!
- 子ネズミを1匹見つけた場合、親ネズミと他の子ネズミ合わせて10匹ほどが家の中にいる可能性がある。
- ネズミによる被害には
①食害、火災の原因、建物の汚損などの家・物への被害
②病気を発症させるなどの人への被害がある。 - 自分で出来るネズミ対策は
①毒入りのエサを使用する
②粘着シートで罠を張る
③嫌いな匂いを利用する
④侵入経路を塞ぐ
⑤専門業者に相談するなど。
ネズミは繁殖力の強い生き物です。
放置すると繁殖を繰り返し、数を増やしていきます。
そのため、発見したネズミが1匹だけだったとしても、早急に駆除することが重要。
個人で出来る対策はたくさんあり、対策グッズも豊富に市販されています!